RAMディスク作成

現在の構成は、下記の通り。

PC:HP Compaq dc5700 SFF(最大4GB)
OS:WindowsXP(32bit)
メモリ:4GB(1GBx4)
RAMディスク作成ソフト:Buffalo RAMDISK ユーティリティ(外付けHDDについてきたソフト)
RAMディスクサイズ:736MB(OS管理外最大を使用)

メモリを増設すれば、RAMディスクサイズをもっと増やせるかと思い、
メモリを買うことにした。

すでに、PCの最大メモリ容量をつんでいたが、RAMディスクはどうせ
OS管理外を使用するため、マシンが4GB超のメモリを認識できればいいので、
8GBつんでみようと考えた。

上記PCなので、対象はDIMM2-677(PC2-5300)となる。
2GBx2で価格コムで探したところ、IO DATAの「DX-677 H2GX2/EC」が
安いし、Amazonに在庫もあるため、これに決めようかなと思った。

よく見ると、ID DATAに「DX-677 H2GX2」なる似た名前の商品も見つけた。
「EC」がついていないだけで、倍以上の値段であった。
何が違うのかと思い、IO DATAのサイトで調べてみた。
保障期間(5年間と無期限)と箱(白箱と化粧箱)が違い、
さらに「DX-677 H2GX2」には3つの無料ソフトのダウンロードという
特典もあるようだ。
保障期間や箱には値段の差ほどの魅力的な違いではないと思ったので、
やっぱ「DX-677 H2GX2/EC」でいいかなと思ったが、無料ソフトの中の
RAMディスク作成ソフトを使用してみたいと思い、
「DX-677 H2GX2」と「DX-677 H2GX2/EC」を1つずつ買うことにした。

商品が届いたので、挿してみたところ、マシンは8192MBのメモリを
認識した。早速、特典のRAMディスク作成ソフト「RamPhantomEX LE版」を
ダウンロードして、インストールしてみた。

しかし、OS管理外のメモリを1024MBしか認識しないではないか。
PCの最大メモリ容量は4GBであるため、OS管理外を1024MBしか認識しないのは
マシンの問題かと思ったのだが、よくよく画面を見ると、以下のような記載がある。

◆RamRhantomEX 製品版なら…
 ・2GBオーバーの大容量RAMディスクがご利用できます。
 ・OS管理外領域メモリーを無制限でご利用できます。

OS管理外を1024MBしか認識しないのもLE版の制限のようだ。

IO DATAのサイトでは、LE版のRAMディスクの容量に制限があるのはわかったのだが、
OS管理外領域にも制限があるとは思ってもみなかった。なぜなら、以下のような
記載があるからである。

RamPhantomEX LEを使用することで、今まで使用できていなかったメモリー領域を
有効化できます。 つまり、OS管理外の使用されていないメモリ領域すべてを有効
活用する事ができます。

LE版でOS管理外をすべて活用できるとかいているではないか。
サイトには、完全に嘘の記載がされているということになる。

結局、「RamPhantomEX LE」は使えないということで、アンインストールすることに
した。せっかく、高いメモリを買ったのに、完全に無駄であった。